1970年代頃の上板橋北口商店街にあった当時の店舗です。
1966年上板橋の地に「モンマルト」がオープン
先代の店主が1966年に板橋区・上板橋の地で「モンマルト」をオープンしました。
厨房、売り場合わせて5坪という敷地でのスタートでした。
また、オープン当初、上板橋の商店街は活気づいており、商店街内や駅周りにもパティスリーが数件あるという激戦区でした。
そんな中で「モンマルト」は生き残り、着実に成長していきました。

1997年パリのコンクールにて出品した飴細工・菓子の作品です。
店主笹田のフランス修行
2代目店主の笹田幸作は、藤生義治氏がシェフを務めていた「エミリーフローゲ」で約4年、その後、渡仏し、ヨーロッパで約5年の修行を重ねました。
1998年に帰国し、東京・吉祥寺の「エスプリ・ドゥ・パリ」を経て、2000年に「モンマルト」に戻り、シェフ・パティシエとして、実質的な店の切り盛りを手がけることとなりました。
「メゾン モンマルトル」オープン
2004年、築50年以上の古民家を改装し、2代目店主笹田幸作が先代から伝統と技を受け継ぎ「メゾン モンマルトル」をオープンしました。
大幅リニューアルを経ても変わらない同店の本質、それは“手作り感”
「ふんわりスポンジ生地」は先代から受け継いだ技術を活かし、やさしい歯ざわりとしっとり感を大切に仕込んでいます。
使う分だけを仕込んで焼き上げるスタイルも先代からの教えで、現在も意識して取り組んでいます。
お店の名前の「メゾン」ってなに?
日本ではアパートやマンション名によくつける名前が定着していますが・・・
maisonとはフランス語で「お家」、「会社・商社」、そして「自家製」と言う意味があります。
2004年にメゾンモンマルトルが今の場所に移転した時に「古民家」をリノベーションしてお店が出来た事、そしてもう一つの意味である「自家製」。
その大切さを作り手である私達が忘れてはならないと言う気持ちから「メゾン」と言う名前が付きました。
ちなみにフランス語の場合、「モンマルトル」の最後の 「ル」は声に出して発音しないで口の中で出す音です。
お菓子で幸せな時間を過ごしていただきたい
店構え、店名、そして菓子が変わったとしても、先代から受け継いだ「モンマルト」の本質を、形を変えながらも伝え続けることを心がけています。

「お菓子で幸せな時間を過ごしていただきたい」

そんなお店をこれからも目指していきたいと思います。

これからもご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

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