2018/11/20
季節のスイーツ
スリッパにリンゴを入れて焼くの?

そろそろ寒くなってきて濃厚な味わいや、凝縮された味わいなどが恋しくなってくる頃ですよね?メゾンモンマルトルでは1年を通して「ショッソン・オ・ポム」を作っています。フランス語のショッソンとは日本で言う「スリッパ」の意味です。フイユタージュと呼ばれている生地(日本ではパイ生地と言う名前で知られていますが・・・。)で包んだ形が「スリッパ」の先端部分に似ていたためにその呼び名が付いたらしいです。「アップルパイ」と言ったほうが分かりやすいでしょうか。それにしてもスリッパに例えるって凄いいネーミング力ですよね。

 

そんな「ショッソン・オ・ポム」はこんな風にして出来上がります。

 

まず、何回も折ってバターの層を作ったフイユタージュ生地を楕円形に抜きます。リンゴが半透明になるまで砂糖と少量のバターを加えて火を通します。それを楕円形のフイユタージュ生地で包んで焼いて完成です。凄い簡単に書きましたが、作り手から言わせて頂くとフイユタージュ生地を作るのに最短で2~3日はかかりますのでオーブンで美味しそうに焼き上がった時に初めて、今までの作業が正しく出来ていたことが証明されます。ですので、焼き上がりの生地の浮き方や焼き色などが良い結果だった時はとても嬉しいのです。美味しそうに焼き上がった時は、嬉しさのあまり携わったスタッフと握手をしたりします。

 

美味しそうに焼き上がりました。

 

皆さんのお口に届くまでにたくさんの工程を経て出来上がったその「ショッソン・オ・ポム」になんと・・・!自家製のアイスクリームを乗せて食べれるって知っていましたでしょうか?

カフェでご注文して頂くと厨房内で食べやすい様に切り分けて適温に温めます。そしてお好みのアイスクリームを添えてお持ちします。

アイスクリームがゆっくり溶けながら、それぞれのハーモニーが楽しめる絶対おすすめのメニューです!

 

こちらはピスターシュのアイスクリームですがその他にバニラ、カフェ、ショコラのチョイスで味わいがかなり変化します!ぜひお試しくださいね。

 

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